『プラのリサイクルは環境に良い』ってホント??
兵庫県川西市は、「指定ごみ袋制は環境のため」として、ごみ税導入を進めようとしています。
当然ですが、指定ゴミ袋制を導入すれば、家庭から出るプラごみの分別が進みます。
あなたは、「プラごみの分別とリサイクルは環境に良い」と思っていますか?
残念ながらそれは、完全な誤解です。
もしかすると知らないうちにテレビに『洗脳』されていたのかもしれませんね。
私もそうでしたから。
ところが、『プラ分別リサイクルが環境に負荷をかけている』というのは、もうかなり常識になりつつあります。
動画もたくさん出ていますので、わかり易そうな動画 Link もいくつか紹介しておきます。
なにかをすることが環境に良いのか悪いのかを判定する場合は、一部分を切り取って考えるのではなく、その循環全体で考えないと、間違った結果が導き出されてしまいます。
プラごみを再生プラスチック資源にすることもそうです。
ここでは、ゴミ袋有料化に関する話題ですので、家庭からでるプラごみの循環全体で『CO2排出』『燃料の消費』『税金の負担』がどうなっているのかについてご紹介します。
『プラを分別リサイクルする』場合
※補足:プラゴミを燃やして電気に変えることを、サーマルリサイクルといいます。
(この名古屋市の例は名古屋のテレビ局が特集していた番組での情報を元にしています)
さて、この時点での名古屋市の分別プラごみは年間24万トンですが、そのうちの再生可能分約38%が全て樹脂パレットに再生されたとすると、樹脂パレットは約9万トン生産したということになり、この再生品を制作することで、31億円もの赤字が出ていることになります。
プラ分別リサイクルをやめれば、この31億円はもちろん、分別収集の費用も大幅に削減することができるはずです。
コストだけではありません。プラリサイクルをするために、CO2を余計に排出し、資源(サーマルリサイクル用燃料)も余計に消費しています。
プラ分別の場合のイメージは伝わったでしょうか?
次に、プラ分別をしない場合、つまり『普通ゴミにプラを混ぜて出した場合』を見てみましょう。
『プラを普通ゴミに混ぜて出す』場合
もちろん、CO2が削減できているということは、資源(燃料)も削減できているということになります。資源が削減できているということは、お金も削減できているということです。
持続<不可能>プラごみリサイクル
プラごみリサイクルが赤字スパイラルである以上、プラごみリサイクルが持続可能とは言えません。
簡単に言うと、プラごみの再生を進めれば進めるほど、納税額が増え、自己負担比率が高まり、国民が貧しくなります。
未来に税金地獄を残すだけです。
そして、そこまで頑張った結果、環境が守られているのかというと、守られるどころか、破壊をすすめている状態だということもイメージできたのではないでしょうか?
次はもっとディープな話で、詰めていきます。
資源の無駄遣い!<再プラ>
家庭由来のプラごみの約38%が再プラ品や化成素材として再生されますが、この38%の再プラで石油資源の削減効果につながっていると言えるでしょうか?
ある製品の環境負荷を定量的に評価する方法として、ライフサイクルアセスメント(LCA)というのがあります。
LCAを用いた環境負荷の評価について詳しく知りたい方は、以下にlinkを貼っておきます。
『(Link)いちばんエコなリサイクル方法はどれ①』一般社団法人プラスチック循環利用協会
『(Link)いちばんエコなリサイクル方法はどれ②』一般社団法人プラスチック循環利用協会
『(Link)プラスチック製容器包装に関するLCAについて』環境省(次⇓の資料からの抜粋を発表)
『(Link)プラスチック製容器包装再商品化手法に関する環境負荷等の検討』財団法人 日本容器包装リサイクル協会
上記linkの内容から、要点だけを簡単に言えば、
『プラごみ再生(マテリアルリサイクル)をするよりも、ゴミ処理場で燃えるゴミと一緒に燃やす(サーマルリサイクル)ほうが環境にも良くて税金の無駄遣いも減る』
ということです。
図であらわすと、こうなります⇓
ここでは、家庭ごみ由来のプラのLCA評価で、資源の削減効果を比較しています。
棒グラフの高いほうが、「エネルギー削減効果がある」という意味です。
MR(左)が、再プラで樹脂パレットなどに製品化した場合
CR(中)が、製鉄所などでコークスの代わりに燃焼させた場合
TR(右)が、サーマルリサイクルした場合
さて、この時に「ごみ処理場で、プラごみを普通ゴミと一緒に燃やした場合」に一番近い状態なのはTR(サーマルリサイクル)です。
一般ごみにプラを混ぜて焼却すれば、その分がサーマルリサイクルされたことになります。もちろん、その分の化石燃料の使用が削減ができます。そして、ゴミ焼却場では焼却熱から電気を作り売電収入にかえています。
そして、再プラ製品を作る(MR)というのが最もエネルギー削減効果が<低い>のです。
つまり、再プラ(MR)するより、燃やした(TR)ほうが、『かなり燃料消費を抑えられる』ということになります。
どうせ燃やすのなら、分別せずにそのまま燃やせばいいということは、もう言うまでもありませんね。
びっくりしますよね。
何のために税金を投入してプラリサイクルしているのかわかりませんね。
ゴミ袋有料化でプラごみ分別を進めれば進めるほど、エネルギー削減効率が悪くなります。さらに大量の税金を投入して再プラを無理やりに進め、再プラ率を上げていった場合にどういったことが起こるか考えてみましょう。
『税金投入』
⇒再プラ加速
⇒石油化学製品(エチレン・プロピレン)やナフサの需要が減る
⇒バージンプラが少し安くなり、再生プラとの価格差が広がる
⇒差額の補填にさらに税金が必要となる
⇒『ごみ袋代値上げ(増税)』
⇒・・・
税金の無限投入スパイラルの出来上がりです。
浜松市は45リットルのゴミ袋が45円/枚に値上げされることになりました。
そのほかの自治体が相次いで値上げをしている理由は、こういうことも一因としてあるでしょう。
CO2排出が増える!<再プラ>
まだここでも、
「再生したプラ38%でCO2削減できているじゃないの?」という声が聞こえてきそうですので、これについても説明します。データは前述の参考linkにあります。
断然、MR(マテリアルリサイクル:再プラ品製造のこと)のCO2削減効果が低いことがわかります。
念押しで、環境省のデータからも引用(前掲Link)しておきます。
算出方法が異なる(新規樹脂代謝率(※)の考慮の有無)ので、2つの図では差異がありますが、パレットを再プラでつくる(赤色)よりも、RPF(緑-サーマルリサイクル)で、燃料として燃やしたほうがCO2削減効果は高くなっています。
どうでしょうか?
※新規樹脂代謝率とは、強度などの品質の差を樹脂量に置き換え、同じ性能を持つ製品を新規樹脂でつくる場合に、再生樹脂に対してどの程度の割合でつくることができるかを表すもの。下図では新規樹脂代謝率を考慮していないので、少しだけ赤枠部分(MR)の削減効果が高くなっている。
お金をかけて環境破壊<再プラ>
???
「そんなのオカシイ、そんなムダなことをする理由がない」
「なんで、わざわざそんなムダなことをしているの?」
「テレビではそんなこと言ってないゾ」
・・・
って、それは勿論『お金が儲かる』からですぅ~~
『再エネ利権』ともいわれます。
全てのお金の出どころは住民・国民です。税金にはとりっぱぐれがありませんから。
「環境問題が」と言えば住民は黙ってお金を支払います。
プラごみリサイクルのムダをよく知らないからです。
学者もテレビも政治家も、それから自治体付属のごみ処理組織も、税金が増えて得はしても、損をする人はいません。
自分で調べることをしない一般市民は税金のカモになっているんじゃないですか?
プラは燃やすのが一番!
ここまで説明しても、
「いずれプラのリサイクル技術が発達すれば、有効なプラリサイクルが実現するのでは?」
「未来のためには、やっぱりプラリサイクルは進めるべきなんだ!」
と未来に希望を抱く方もおられます。
わかります。。
それ、ちょっと前までの私と同じです。
でもそれは、単なる夢物語りです。
ゴメンナサイ💦
私たちが毎日ちゃんと分別して、さらに税金までつぎ込んでプラ分別・リサイクルをしているのにもかかわらず、どうしてプラのほとんどはリサイクル(再生プラ製品化)されず、サーマルリサイクルで燃やされているのだと思いますか?
ハイ! 正解です!
「プラ(石油化学製品)をリサイクルするのはナンセンス」だからです。
ナンセンスというのは
「環境破壊」
「資源の無駄遣い」
「税金の無駄遣い」
だからです。
膨大なお金をつぎ込めば油化したりガス化することも可能ですよ?
しかし何のためですか?
大量の税金をつぎ込んだあげく、普通にプラ製品を作るよりも、より多くのエネルギーを使い、より多くのCO2(場合によっては有害物質)を排出してしまう羽目になります。
・・・本末転倒です。
化石燃料は、地球が長い年月と膨大なエネルギーをかけてタダ(無料)で作った資源です。
それを人為的に作ろうとすると、もちろん膨大なエネルギーとコストがかかります。余計な副産物(有害物質)も人為的に作ってしまうことになります。
そもそもプラというのは再生資源としては、ほぼ使えない物質です。
同じ品質でプラ製品を作ろうとした場合、再プラを100%とすると、バージンプラではその約30%の量(g)で出来てしまう(新規樹脂代謝率)そうです。
身の回りを見てください。再生プラ製品があなたのお家にどれくらいあるでしょうか?
お家のプラ素材のうち、再生プラが何割ぐらいを占めていますか?
ウチには再生PETの植木鉢が3つありますが、それだけです。その辺のお店を覗いてみてください。ほとんど(店によっては全然)見当たりません。
特に100均になんて、あってもせいぜい 1、2種類あるかどうかです。
安い製品ほど、原材料費が高くて品質の悪い「再生プラ」なんて使えません。
再生プラが市場に出回ることができる唯一の条件は、そこに沢山の税金がつぎ込まれている場合だけです。
もしかすると、これから、再プラ製品を普及させるために、さらなる税金が投入されるかもしれませんね。
再生プラは資源としては粗悪品で用途が制限され、その粗悪品から使えそうなものをなんとか作りだすだけでも、税金も使うし燃料も使えばCO2も余分に排出することになります。
先ほどの図解にもありましたが、樹脂パレットを作るだけでも大赤字になります。
そして私たちの税金で、せっせとその赤字の補填をしています。
プラ・リサイクルは経済効率性も悪く、エネルギー効率も悪く、環境にも悪いという、悪いことだらけです。
それでも政府は強引に、プラ・リサイクルを進めていますが、その経済効率性の悪さを補填するために、私たちの税金が湯水のように使われています。
結局のところプラは『普通ゴミと一緒に燃やして売電する』か『リユース』が最適です。
それ以外の方法では『余計に環境負荷をかけてしまう物質』です。
「じゃあプラを失くそう!」といっても、同等の機能性を持った代替品はありません。
このような希望的観測や極論については、1970年代のオイルショックのときから今に至るまで、ずぅ~っと言われ続けてきたことです。
・・・もう50年も経っていますよ。
なのに今でも、まったく変わらない議論を繰り返しているだけです。
そして、半世紀にわたる議論の末に出来上がったのはコレです⇓
『ネーミングだけがエコっぽい「プラごみリサイクル」という、税金を使って環境への負荷を高める仕組み』
でした・・・
大人ってバカですよね~
「税金を使って環境破壊をしている」と言っても良いと、私は思っています。
脱・プラ分別で良いことばかり!
家庭由来のプラごみ再生資源と言われているものは、『資源』ではなく、『マイナス資源』です。
税で補填しなければ活用できない資源ですから、持続可能ではありません。
再生するために、エネルギーも税金も労力も消費しています。
市の財源が足りないというのであれば、まずはプラごみ分別制度をやめてほしいと思っています。
さらにこの上、ゴミ袋有料化(間接税)をしようというのは、まったくもって的外れな政策です。
しかもいずれ理解が深まれば非難の的となる制度を今から作るなんてナンセンスです。
それが私の、いや、ちゃんとプラごみリサイクルの現実を理解している人たちの常識です。
どうしても間接税を作りたいのであれば、それは一般ごみにではなく、プラごみリサイクルに対して課税するのが道理だとは思いませんか?
プラ・リサイクルは環境にも悪くて、市民に迷惑(税と手間)をかけている制度です。
一部の「どうしても分別したい人」にリサイクル費用を負担してもらえばいいんです。
環境破壊の原因となっているプラ分別処理の負担軽減効果が期待できます。
といっても、もちろんこれは皮肉に過ぎません。新たな間接税を作ってはいけません。
プラごみ分別をやめれば、いいこと尽くしですよ?
・ゴミ行政の予算が減るので財源が確保できる。
・もちろん環境にも優しい。
・つかう資源も削減できる。
・ごみ収集業務にも余裕が出る。
そしてなによりも、
・子供たちの未来に、クリーンで負担の少ない社会を引き継ぐことができるぅ~っ!!
「子供たちのために」というスローガンを掲げるならなおさらです。
ゴミを減らす取り組みは、有料化をしなくても減量化を実現できています。
そして有料化をしてもゴミは減りません(Link)。
また、市民全員が受益者であるゴミ行政を間接税化するというのは、税制としても筋の通らないことですし、将来への負の遺産でもあります。
『カン違い』は気付けば良い・・・
私も数年前までは「プラ・リサイクルは環境に良い」と思っていました。
テレビでそう言っていたからです。
国連で誰かがそう言っていたからです。
教授も政治家も言っています。
でも自分で調べてみたら、全然違ってました。
プラ・リサイクルの誤解やカン違いは、気付けばいいだけです。
「あ、そーだったのね」
で済みます。
でも、一般ゴミへの間接税(ゴミ袋有料化)という、まったく何の意味もなさない制度がいったんできてしまうと、そこには新たな利権が生じ(つまりそこで生計を立てる人が出てくる)、簡単に廃止することができなくなってしまうのです。
自分のカン違いを認めたくない人もいるでしょうが、このカン違いを頑固にごり押しすると、多くの人に負担をかけ、環境にも負荷をかけつづけることになります。
未来の子供たちに対しても負担がかかります。
『これからやろうとしていることが的外れなんだ』と気づいたら、その瞬間から方針転換をすればいいだけです。
越田市長が、そういった柔軟性をもった首長であってほしいと願っています。
⇒越田市長は、そもそも増税目的でしたので、柔軟性など期待した私がバカでした(泣
再プラを廃止する自治体
埼玉県久喜市では、再プラにかかるコストや、再プラ自体が、環境負荷を高めているという事実(LCA)に基づき、家庭から排出されるプラごみ分別を廃止します。
令和9年度のゴミ焼却場のリニューアルにあわせて実施されます。
ちなみに、川西市のゴミ処理を委託している国崎クリーンセンターは、サーマルリサイクル可能な先端ゴミ処理施設ですから、今すぐ家庭プラごみ分別をやめれば、それが資源とCO2排出、市の財源の削減につながります。
ちなみに久喜市では、これまでの「プラごみ分別が環境に良い」というブームの影響もあって、今のところ指定ごみ袋制(有料化ではない)をとっていますが、分別の必要がなくなった以上、指定ごみ袋制も意味をなさなくなり、いずれは無くなることでしょう。
(Link)久喜市ーごみ処理施設整備基本計画検討委員会会議録
主に令和2年に実施された検討委員会に詳細があります。
久喜市議会議員 貴志信智さんによる、わかり易い動画はこちら
そのような流れの中、川西市では時代に逆行した家庭ごみ由来のプラごみ分別を進めようとしています。
どうして川西市は環境破壊を進めるのか?
それは自治体の審議会の質に問題があるのかもしれません。
川西市在住の皆さんへ
私と同じ川西市に住んでいる皆さんへお願いです。
川西市と越田市長、そして市議の皆さんに対して、『ゴミ袋有料化への反対意見』を送っていただけないでしょうか?
お願いします!
ゴミ行政は、住民全員が受益者です。
生きていれば全員ゴミを出します。
だから、ごみ行政は、一般財源(市民税)を使って最優先で賄うべき行政サービスだといえます。
ゴミ袋有料化は、新たにゴミ税(間接税)を制度化するということです。
子供たちの将来に、この環境破壊を促進するだけの税負担制度を残しちゃダメです!
私は子供に、
「大人でしょっ!? 何とかしてよ!」
と言われています。
どうか皆さん助けてください🙇♂️🙇♀️🙇
ゴミ税制とは、、
『赤ちゃんのおしめを替えたら課税される』(⇐清潔に保ってあげたいよね)
『親の介護でおしめを替えたら課税される』(⇐それでも長生きはしてほしい)
『家の周りを掃除したら課税される』(⇐街路樹のごみ掃除。清潔な街並みを保ちたいよ)
『子供に誕生日プレゼントをあげたら課税される』(⇐梱包包装はゴミになる)
『夏休みの工作で失敗したら課税される』(⇐試行錯誤でゴミが出ます)
・・・
ゴミ税は、明るく健全に生きることへの罰金です!
もう一度、お願いします!
子供たちの将来に、この税負担制度を残してはいけません。
川西市と越田市長に、『ゴミ袋有料化への反対意見』を送ってください。
お願いします!
【おまけ】御用学者の『構文』
私は、温室効果ガスが地球温暖化に与える影響について否定しているのではありません。
むしろ、家庭由来のプラごみ再生の一連の流れのほうが、環境を破壊しているという矛盾に気付いてほしいのです。
そして、ここは「おまけ」のコーナーですから、気軽に読んでいただければと思います。
プラごみリサイクルを促進しようとする人たちの言説は巷にあふれかえっています。
彼らの話をよく聞いていると、結論付近でゴチャっとなっていたり、なんか言ってるようで、結局なんも言ってなかったり。あるいは、肝心な点(家庭由来のプラごみリサイクルは環境負荷が高いからやめたほうが良いという点など)については、まったく触れず、論点をズラして結論付けられています。
ちゃんと話を聞いて考えることができれば、その話に矛盾があることに気付くのですが、たいていの場合は耳障りのいい単語でオブラートに包んでいて、雰囲気で話を聞く人には、それが筋が通っていて、まるで素晴らしいことかのように聞こえてしまいます。
化石燃料使用削減の推進派主要メンバーは国連付属の組織、世界気象機関(WMO)や、国連環境計画(UNEP)、そしてIPCC「気候変動に関する政府間パネル」などの組織で活動しています。
そして国内でも、環境保全を口実として、実際には環境破壊を進めている活動家の学者さんや政治家さんたちがいます。
察するに、彼らは『環境利権の中にいる人たち』か、『特異(妄信的)な環境活動家』なのだとおもいます。
ちなみに、学者先生はウソの論文を発表すると、場合によっては告発されたりするようですから、学者先生の言い方は、こんな感じ(⇓)で他の方々とは少し違います。
「環境への負荷を抑えたプラ・リサイクルができれば、化石燃料に頼らなくてもよくなります」
「タラレバ」
・・・だったんです。
そんなんだったら私にだって言えます。
「水で美味しいカップラーメンを作ることができれば~、お湯を沸かす必要がなくなりマース😀」
環境問題に携わる教授たちに、「どうすれば、環境負荷が無く、低コストのプラ・リサイクルが実現できますか?」と質問しても、彼らが解決策を示すことはありません。
もちろん、解決も実現も科学的に不可能だからです。
そのかわりにこう言います。
「全世界の人たちがもっと化石燃料の使用に対する危機感を共有し・・・」
と、論点をずらし、責任を一般市民の意識のせいにして危機感を煽ります。
彼らは、地震予知でも同じことをしています。
いつまでたっても、ぜんぜん予知なんてできていません。
危機感を煽る目的は、もっとも~っと、お金を出してほしいからです。
そして、間違いを認める勇気がないからです。
もちろん今回の指定ゴミ袋制導入も同じスキームですよね。
世界の国々がお金を出してくれると、○○委員会や○○理事会というのができてメンバーには相応の手当がつきます。川西市だってそうです。御用論文の執筆依頼や研究費の割り当て、危機を煽られた信者たち向けの書籍出版も可能です。また、国から環境対策を迫られた企業の社外相談役になったりすることもあります。
IPCCもお金が沢山集まったので作ることができた組織です。
彼らはどうして、そんな間違った方向に社会を進めていこうとするのでしょう?
学者という職業は、ビジネスなんだそうです。
ビジネスは、正しさよりも利潤を求めます。
確かにプラ・リサイクルは『サステナブルな社会』を実現しますが、それは環境や資源に対してではありません。
サステナブルなのは、
『彼らの優雅な生活』と
『一般市民からの搾取構造(税負担)』です。